Top > 技術の窓 > 建物補償こんなことありました(第1回)

ご近所の仲良し奥さん。でも・・・。

〜建物補償こんなことありました(第1回)〜


 関東の某県某市では、区画整理事業が建物補償の段階まで進行している。近所でもどこのお宅に建物調査が入った、あの家は今度はあそこ に行くらしい、等関心が高い。
 平成14年度に補償を受けたAさんと、平成15年度に補償を受けるBさんは、道をはさんだ斜めお向かいのご近所さんで、子供の年が近い事から家族ぐるみ の付き合いがあり、奥さん同士は非常に仲が良い。時間が合えば、どちらかの家でお茶を飲みながら世間話をする、仲良しさんである。
 このあたりの住宅は、業者が建売住宅として開発し、建築年度・延床面積・販売価格は、若干の差異は有るが、ほぼ変わらない。当然、BさんはAさんに、具 体的に補償金はどれ位貰えるのか、どの様な項目が有るのかを聞いている。
 Aさんは、建物の曳屋工事の補償金を基に、仮換地先に2世帯住宅を新築しはじめていた。

Aさん宅: 木造2階建
1階床面積 45.54m2 2階床面積 37.26m2 (延床面積 82.80m2
昭和54年12月新築(経過年数23年 *積算時点)
Bさん宅: 木造2階建
1階床面積 54.24m2 2階床面積 28.98m2 (延床面積 83.22m2
昭和56年8月新築(経過年数22年 *積算時点)

 Aさんより約1年後にBさん宅の建物調査・積算も終了し、補償金額が施行者に納品された。施行者は精度管理を終え、Bさん宅で補償交渉を行った。
 補償金総括表(95%金額で、10,000円以下をカットした、いわゆる概算金額)を提示した。
(Bさんとの交渉経緯については、当コンサルタントは同席していない為、担当職員からの直接聴き取りです)

...交渉中のBさんの奥さんの反応

とBさんのあまりの剣幕に、冷静になる時間を持ったほうが良いと判断し、当日の交渉を打ち切り、説明は殆ど聞いて貰えなかっ とのことでした。

...To be continued

・・・第2回へ