三次元点群測量

Business

業務内容

弊社ではお客様のご要望にあわせ最適な計測方法により様々な計測、データ作成を行っています。計測方法を併用することも可能です。
従来の測量では実現できなかった対象物をレーザスキャナやデジタルカメラで短時間で計測し、高精度な3D点群データおよび3Dモデルデータ等を提供いたします。

小さな物から広範囲にわたる大きな計測まで、従来の測量技術との連携で高速・高精度で行います。
お客様が抱える様々な問題にも的確なコンサルタントでお答えします。

3Dレーザスキャナ計測

対象物にレーザを大量に照射し、高精度かつ高速に3D点群データを計測することができます。近距離から中距離まで計測が可能であり、天候(雨天除く)や周辺光にあまり左右されません。

車載写真レーザ計測(MMS)

車両にレーザスキャナ、デジタルカメラ、GNSS等を搭載し、道路およびその周辺の3D点群データと画像を移動しながら計測できます。移動体計測システムのため交通規制をする必要がありません。

3D写真計測(UAV、地上)

対象物をデジタルカメラで異なる視点から複数枚撮影します。ソフトウェアにより画像の特徴点を抽出し、カメラ位置を算出して高密度な3D点群データを復元します。撮影方法にはUAVを利用した空中写真と手持ちによる地上写真撮影があります。

3Dデータの利用例

  • 災害箇所の状況把握
  • 道路・トンネル・橋梁・ダム等の調査点検、維持管理
  • 複雑な形状を持つ地形・地物の形状把握
  • 遺構・文化遺産のモデルデータ
  • 各種シミュレーション、MR(Mixed Reality)

3Dデータを利用して従来通りの図面作成や計算も可能

例:平面図・立体図・任意断面図・オルソフォト・土量計算等

活用事例

レーザスキャナ・ドローンを使用した東日本大震災の計測

東北大学の「東日本大震災遺構3次元クラウドデータアーカイブ構築公開事業」に3Dデータを提供しました。

南三陸町防災対策庁舎

(レーザ計測)

気仙沼市第18共徳丸

(レーザ計測)

富岡町

(UAVによる写真計測)

トリケラトプスの計測

国立科学博物館のトリケラトプスをレーザ計測しました。

計測風景

3Dデータ化

CG化の参考データとして利用されました

(科学雑誌Newton掲載)

上記の3D計測したデータを元に北九州市響灘緑地/グリーンパーク内の「化石の谷」にトリケラトプス(レイモンド)が再現されました。(下記の画像をクリックすると動画が再生されます。)

北九州市響北九州市響灘緑地/グリーンパーク内「化石の谷」

真鍋真博士によるトリケラトプス化石解説

模型作成に伴うレーザスキャナ・写真撮影による境界地層および地形3D計測

アメリカ・コロラド州にある境界の地層と周辺地形を対象としてレーザスキャナおよび写真撮影(UAV、地上)により3D計測をしました。取得した3Dデータより境界地層のレプリカを作成しました。

南周辺地形3Dデータ

(UAVによる写真計測)

境界地層3Dデータ

(レーザ計測)

境界地層の実寸レプリカ

雲取山三角点の計測

日本百名山の雲取山は標高2,017mで東京都の最高峰です。山頂の三角点をデジタルカメラを手持ちで、多方向より撮影し3Dデータを作成しました。(撮影枚数約190枚)

手持ちカメラによる地上写真撮影

3Dモデル(テクスチャー付)を上から見たとき

3Dモデル(テクスチャー付)を横から見たとき

JR双葉駅周辺の計測

JR双葉駅周辺をUAVで空中写真撮影を行い3Dデータを作成しました。(撮影枚数約400枚)

UAVによる空中写真撮影

3Dソリッドモデル

3Dモデル

(テクスチャー付)

サンプルデータのダウンロード(obj形式)83.2MB